玄関から奥へ進めない状態に…松山市の一軒家でゴミ屋敷を片付けた体験

久しぶりに訪れた家の玄関を開けた瞬間、思わず言葉を失ってしまいました。以前は普通に靴を脱いで上がれた玄関に段ボールや紙袋、空のペットボトルなどが積み重なり、奥へ進むためのスペースがほとんどありません。

最初は「少しずつ片付ければ何とかなるだろう」と考えていました。しかし、実際に中へ入ってみると状況は想像以上でした。廊下だけでなく居間や台所にも大量のゴミがあり、一部では腰の高さ近くまで積み上がっています。これは家族だけで片付けられる量ではないと感じました。

見えているゴミだけが問題ではなかった

ゴミ屋敷の大変なところは、表面に見えている物を捨てれば終わりではないことです。積み上がった袋を動かすと、その下から古い雑誌や衣類、食品の容器などが次々と出てきました。

台所はさらに大変でした。いつのものか分からない食品や調味料が残され、冷蔵庫の中にも処分しなければならない物が大量にあります。

窓を開けようとしても、窓の前まで荷物が積み上がっているため簡単には近づけません。空気がこもって独特の臭いもあり、長時間作業するだけでもかなり疲れました。

数時間片付けても、家全体から見るとほとんど進んでいません。「週末を何回使えば終わるのだろう」と考えたところで、自分たちだけで続けるのは現実的ではないと気付きました。

一軒家のゴミ屋敷は想像以上に量が多い

一部屋だけなら家族で対応できるケースもあるでしょう。しかし、一軒家全体がゴミ屋敷になっている場合は事情が違います。

居間を片付けても和室があり、その先には押し入れがあります。さらに台所、洗面所、寝室、物置と続きます。収納スペースにも物がぎっしり入っているため、見た目以上の量になっていました。

しかも、何でも捨てればよいわけではありません。大量のゴミの中には通帳や印鑑、写真、重要書類などが紛れている可能性があります。実際、古い封筒の中から大切な書類が出てきたこともありました。

こうした状態になると、片付けに慣れている業者へ相談する選択肢が現実的です。松山市でゴミ屋敷片付けならハートスタッフへ相談する方法もあり、ゴミや不用品が大量にある住宅の片付けについて相談できます。大量の物を前にして何から始めればよいか分からない場合でも、まず状況を見てもらえるだけで気持ちはかなり違います。

家の中に通路が戻ってきたときの安心感

片付けが進むにつれて、最初に変化を感じたのは床でした。それまでゴミに覆われて見えなかった廊下の床が少しずつ現れ、人が普通に歩けるようになっていきます。

玄関から居間まで一本の通路ができただけでも、家の印象はかなり変わりました。

さらに物が減って窓を開けられるようになると、新しい空気が入ってきます。閉め切られていた家だったため、換気できるだけでもずいぶん違いました。

片付け前は「本当に元の家に戻るのだろうか」と思っていましたが、床や壁が見えてくると、ようやく普通の住宅だった頃の姿を思い出せました。

まとめ

ゴミ屋敷の片付けは、単に散らかった部屋を掃除する作業とは大きく異なります。玄関から入れないほどゴミが積み上がり、複数の部屋や収納まで埋まっている状態になると、家族だけですべてを片付けるのはかなり大変です。

特に一軒家は物量が多くなりやすいため、無理に自分たちだけで作業しようとせず、専門の業者へ相談することも考えたほうがよいでしょう。

「もう手遅れかもしれない」と感じる状態でも、ゴミを一つずつ外へ出していけば、隠れていた床や廊下は少しずつ戻ってきます。まずは家の現状を確認し、どのような方法なら片付けられるのか考えるところから始めることが大切です。

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